・Sexy"娘。"時代
真剣に140字で表現することも考えたが、そこにこの興奮を納めることは普通に無理だった。
街の木々の紅葉を目にし、ああ1年経つんだなと去年の受験生生活を思い出しながら、年末の長時間音楽番組のトップバッターであるベストアーティストを迎えた。2017年11月28日、この日は一種の記念日となったような気がする。
もちろんDD的には見るところがありすぎて、まだ編集してないけれど30分ぐらいは残るかもしれないとヒヤヒヤしている。長時間番組はまだまだあるのに、HD整理という大掃除が増えてしまうから。個々人のパフォーマンスはもちろんだが、何よりもアイドル×アイドルのコラボである。
あ、でもその前に。Hey! Say! JUMPのドッキリだけは無いわ。マネージャーも断りなさいよ。あんな泣きそうな涼介見たくない。裏では何があっても良いけれど、アイドルは表でアイドルしててほしい。絶対。まあその意味では、「どうやって表情作ろうか悩んでた」とボソッとこぼした涼介は、ああアイドルだなあって思ったけれど。
気を取り直してアイドルコラボについて。
夢だったんだよね。ドラマなどでの共演はあったけれど(私立バカレア高校やBADBOYSJ、49など)、やっぱり"アイドル"同士のパフォーマンスが見たかった。仲良くなって馴れ合う姿じゃなくて、(それも好きだけど、)自分たちの職にプライドを持ちながらもぶつかり合う姿を。
それが今回、SexyZoneとモーニング娘。'17の歌う"LOVEマシーン"で見れた。嵐と乃木坂46のコラボももちろん素晴らしかったけれど、やっぱり嵐のキャリアと国民的アイドル性が勝っちゃってて。さらに個人的感想を言うならば、A・RA・SHIをやるなら欅坂46のキレキレダンスと衣装の方が合ってない?と思ってしまった。
LOVEマシーンが世代の歌だって言うのもあったかもしれない。もちろん当時のことなんてなんにも覚えてないけれど、ラブマ(LOVEマシーンの略称)ノリは体に刻み込まれていた。
娘。なんて当時ぶりのご無沙汰だったけれどもラブマは大切に歌い継がれてきたんだなあと感じたし、SexyZoneはSexyZoneで最年少以外は世代なはずだし、なんてったってヲタクな最年長がいる。
いや、中島さん。ラブマ歌い慣れすぎでは?誰もが勝利が来ると思っていたSexyZone側のセンターを中島さんにしたの誰?最高すぎない?(最近嵐さんのようにセンターにとらわれなくなったSexyZone良いよね。)個人ブログですら完全にラブマに染まってるよ?もうなんかハロプロ入りおめでとうございます、夢叶ってよかったね。そして翌日の主演映画のイベントでは、自身につけられたばかりのあだ名”歩くLOVEマシーン”を存じ上げてるの凄いね…。
勝利くんいつからハモり担当になったの?ウィスパーと低音ヴォイスを武器にした顔面人間国宝やばくない?(やばい)他のメンバーも相変わらず個性豊かで(割愛)、てか女子ドルの曲を原曲キーで歌う?しかも生歌?
SexyZoneらしさを取り入れつつも、2グループで1つのような見応えだった。なによりも両グループ共、本人達が一番楽しそうだったよね(笑)娘。ちゃん達もWSで「キラキラオーラでがんばれた(超要約)」なんて言ってて良い子達すぎる、愛でたい。対するこちらサイドは”今日だけモー娘。”と見せかけて「今日だけLOVEマシーン」、どういうこと?な安定の松島節。それにしてももうなんか世界平和。兼ヲタの子のブログ読むまで忘れてたけど、ファンの間でオリコン争いしてたのバカバカしいわ…。
対バンって言葉がめちゃめちゃピッタリなパフォーマンスだった。それにそれに、工藤ちゃんが卒業しなかったら、数年後にはセクゾ担の過半数がハロプロ兼ヲタになってしまう、そんな感じ(断言)。気になる気になるの大渋滞でヲタクもハッピーハッピー。こんなに綺麗に終わる異色コラボはこの先もないでしょう、なくあって欲しい。
今回のコラボを通じて、何事にも全力で取り組む姿、自分の感情に正直で素直なのにファンを悲しませることは絶対にしない姿勢が、SexyZoneの好きなところだなあと改めて思った。なんてったって5周年記念ツアーで自ら進んで女装しちゃうようなグループだから。しかも早替えにしては女子泣かせのクオリティーの高いやつを。やっぱり彼らって男の娘なのかなあ…。
彼らの多くがアイドルヲタクだから、アイドルらしさとは何たるかを見事に理解して咀嚼して、それを表現しているんだよね。それは前々からひしひしと感じてた。でもそれは男性アイドルとしてだけじゃなくて、女子アイドルとして(?)も適用されるんだね。やっぱり彼らは侮れないや。
正直ね、こんなのが実現しちゃうと思っちゃうんだ。もし私の推しがアイドルを続けていたら(過去記事をご覧ください)、いつか推しと自担のコラボが叶ったかもしれないって。今そちら界隈は少し不穏な動きしてるし、なかなか難しいことも分かっているんだけれど。好きなアイドル×好きなアイドルって一番見たいやつじゃん。
でも今回のこのコラボは、そんな寂しい気持ちも払拭してくれるぐらいに素晴らしかった。何よりも、見たかった姿がそこにあった。しかも、今一番好きなアイドルグループが、人生で初めて好きになったアイドルグループの当時の楽曲を歌うことで。下手に毎年毎年、メンバーシャッフルでメドレーを歌うよりもずっとよかった(それはもうカウコンでやってくれれば、何も地上波でやる必要は無いと思ってる)。
こんな素敵なコラボがいつまでも続けばいいのに。そんな明るい未来に就職希望だわ。
・大金払ってでも数時間でも側にいてほしい
ハロー9月。というわけで、大学生にも関わらず出されている夏課題に取り組もうとしたら、謎の下書きが現れたので投稿します。
そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけはワクワク學校2017。相棒のお友達のおかげで、嵐担時代ですら応募しなかった私がジェンダー論に惹かれて参加したこのイベントは7月。いやまあ今年の上半期でジェンダー論とやらの初歩を学んだら楽しかった。それにしても、2ヵ月もこんなくだらない文章を眠らせていたのかと半ば呆れながらタイプしています(笑)
私的メモの文字起こし等はTwitterのリンクで。
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— Ü - t a m (@___cha_mo__mile) 2017年7月8日
2017.07.08 ワクワク學校
嵐 × Sexy Zone
私的メモの文字起こし
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ pic.twitter.com/pAyE6CnU5H
とりあえず「しょーり」だの「しょうり」だの「勝利」だの沢山出てくるが、私は菊池担である。誤解なきよう。ただ、顔面人間国宝は何度観ても顔面人間国宝なのである。そして途中から、元担である嵐さん方のレポが混ざってくる。最終的には猪狩(蒼弥/ジャニーズJr.)まで出てくる。気になる方はよかったらご確認ください。それにしても感謝カンゲキ雨嵐はしんどかった。"初めての深い愛おしさは嵐"。いつか私のドルヲタ史を紹介できたらいいんですけど、自らハマったのは嵐。歌詞その通りだって本気で泣きそうになった。
さてさてレポの話はこの辺で、なぜ今回こんなタイトルなのか。
チケ代って大金。ワクワクは安いと言っても5000円。でも人間は、同じ5000円でも払う対象によって財布の紐の緩さが変わる。実際私は、嵐さんとSexyZoneを一緒に見れるならと軽々と支払えたし、自担が障害物競走を側転で一等ゴールした開始数分の時点で元は取れたと感じた。
そして「かなりの良席でイベントに入って、その中の2人のラジオ生放送を聴きながら帰ってきたら、別グループの公演のチケットが良番で届いている世界」(と呟いたのはリア垢)。もうなんか、応援しててよかった〜って、アイドルは裏切らないなって。
だから私は、アイドルは表でアイドルをやっててくれればそれでいい。裏を見る方がドルヲタ失格で、それをアイドルのせいにする方が悪い。アイドルに夢見る方が悪い。アイドルを辞めた時、それこそ自担に言わせれば死んだ時、その時になるまで、いやその時が来ても、たかがドルヲタがアイドルを責めることはできない。
アイドルは表でアイドルやってればいいのよ
— Ü - t a m (@___cha_mo__mile) 2017年5月24日
生粋のドルヲタやってて導き出した結論はそこ
多分この下書きを書いた時って、ガセ情報に周りが翻弄されてた時かな。でも2ヶ月経った今でもその考えは変わっていない。
本来出会うはずのないイケメンと、たとえステージと客席の間柄でも関われることに、ヲタクは少し感謝した方がいい
— Ü - t a m (@___cha_mo__mile) 2017年8月27日
それにしても相変わらずハチャメチャな論理展開に、今後の大学生活が不安でしかない(笑)
現実は甘くないことは分かっている。でもひとつだけ、今の私に言えること。私はこれからも彼らに、アイドルに、大金を払い続けるのだろう。たとえ数時間だとしても、そこにある非日常を求めて。…こんな書き方をすると、私が今の学部を選んだ理由が顕著な気がするが、その話はまたいつか。
・推しメンがアイドルを辞めた時
どうしてもスッキリしないから書くことにした。
Cheeky Parade 小鷹狩百花
笑顔が素敵な彼女に、届きますように。
私が彼女に出会ったのは、2014年夏。まあまあ遅いだろう。あの夏のあの日、何気なく見ていたヒルナンデスに出ていたもも(小鷹狩百花)にあっという間に惹かれた。
当時確か高1。同い年でTVで輝いていて、めっちゃ可愛いのに面白くて、アイドルって知った時には単純に推せるって思った。そこから、みるみるうちにチキパ(Cheeky Parade)にハマっていった。
SNSで応援できるっていうのも、私には新しかった。
一度返してくれたことがあって、たった一言だけど、すごく嬉しかったのを覚えてる。垢移行や機種変の間にスクショすらなくなっちゃったけど、今でもしっかり胸に残ってる。
SNSだけじゃなく、PVもチキパ通信もただひたすら可愛くて癒された。
ちなみにチキパ通信は、チキパ(Cheeky Parade)のYouTube配信動画であるがとても面白い。ファンじゃない人にもお勧めしたいので、ここに一つだけ、お気に入りの動画を貼っておく。
2016年の春、まりや(鈴木真梨耶)とまりん(山本真凛)の留学による活動休止を越えたチキパは7人体制になった。それはそれで苦しかったけど、ももがサビでセンターにいるのが嬉しかった。
個人的には、高校の部活引退時期には、WE'RE THE GREATEST NINE9'に元気付けられて、
受験期は、M.O.N.ST@Rと共にがんばれた。
どれもこれも、ももとチキパのおかげ。
でも、大学進学して落ち着いた頃、せらん(溝呂木世蘭)とももの脱退が発表された。それに、その数週間後にはラストライブ。え?まりやとまりん待ってるんじゃなかったの?その感情が一番だった。ジャニーズの現場慣れした私は、女子ドルの現場が怖くて結局一度も会いに行けなかった。もちろんラストライブにも。9人に戻ったら行こうって言い訳してた。
そして終わってすぐのツイートの後、もものTwitterアカウントは削除された。
過去に応援していた48Gメンバーが卒業していったことはあるけど、こんなにあっさりしてたっけ?おかげさまで(?)感情が追いつかなくて今に至る。
今、ももの居ない生活は、かなり味気なく感じる。特に、5人だけのチキパ宣材写真は物寂しい。多分、ジャニーズの自担たちがそうなってもこんな風にはならない。同い年なのにステージで輝く小鷹狩百花という存在は、私の中ですごく大きかったんだと思う。
ももの代わりにこの穴を埋めてくれる人は現れないかもしれない。それでも私は、ももの居ないチキパを、アイストを応援し続ける。
この記事を書いて、少しは落ち着いたと思う。もちろん一度も会えなかったことは後悔しかない。だけど、ももを応援できてとても幸せだった。
最後に、ジーンときたひなのブログを載せておく。
もも、ありがとう。
いつでもどこでも、ももらしい笑顔でいてください。