・また君に逢うためのサヨナラをします
FOR Eternal Producer : Johnny H. Kitagawa
あれから1年が経ちました。
結構生き辛いことになってるよ。世界情勢がピリつくことも幾度となくあったし、自然災害もなかなかのものだし。
何より、夢・希望・活力、貴方がいつも創り出し魅せ続けてくれていたものを消費できる環境が、消えてしまった。そしてまだ、戻りそうにない。元に戻るという保障もない。
気づいたら貴方が楽しみにしていたトニトニの世界が来て、気づいたら半分が終わっていた。ねえ、世界大変だよ、息苦しいよ。
この1年、今まで以上に沢山の話を聞きました。素敵なエピソードも、もちろん悪い噂も。そして自分なりに咀嚼したつもりです。でも、タレントの存在抜きに貴方に救われてきたことに変わりはなく、私は貴方が好きだと思った。
貴方なら守ってくれただろうに。貴方ならどうしただろう。
別に今の体制が嫌いなわけじゃない。不満はあるけど、これ以上絶望したくないという思いが強いのかな。ただ、貴方の時のように、なにしたって「トンチキだね」「ひろむっぽいね」って笑うことはできない。
依存しすぎなのは分かってる。亡き貴方の面影を探し続けている自覚もある。だから少しでも前を見るべく、この1年間でなんとなく思ってきたこと、バラバラのタイミングで呟いてきたことをかき集め、整理するつもりでこうしてぐだぐだと書いています。
そんな弱っちい私だけど、貴方がスケートアリーナで見つけ、大切に磨いてくれた原石を、今も応援しています。
好きなタレントは、おかげ様でたくさんいるけどね。多種多様なアイドル戦国時代。いい時代だよ。でも、この子だけは別。
1年前にはヲタクをやめて、苦しい思いを何度も味わうことはなかったかもしれない。でも、その原石は貴方のおかげで私に光を魅せてくれる。どれだけ苦渋を嘗めようが、この子を置いていくことは私にはできなかったし、伝説に成るって言う彼の未来を見てみたいんだよね。ただのファンがおこがましいかもしれないけど。
難しいこと考えるのはもう辞めます。
きっと今私にできることは、本能のままにイムズに着いていくだけだから。いつかそれすらも消えてしまう日まで。それまでにイムズについて論理的に語れる人間になれるといいな。
最後に、貴方の”子供たち”のうちの一人の文章を引用させてください。
彼の姿を色濃く脳裏に浮かべながら、それぞれが彼から学んだことを次の子たちに、少し笑えるようにして伝えていくのだ。 (中略) その間、彼は死なない。 (加藤シゲアキ『できることならスティードで』「浄土」)
私たちファミリーだって、まだまだ貴方を死なせないよ。
だから、これからもずっと空から見守っていてください。いや、こっちのことなんか気にしてないか。お別れ会の日は平服でも過ごしやすい天気だったし、昨年の誕生日もお天気だったのに、今日ずっとどんよりだもんね(笑)
いつまでも素敵なエンターテインメントを創り続けていてください。いつかの楽しみにしとくから。13月も整備しといてね。
貴方は私を支えてくれる概念です。改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。